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タルタロスオンラインにおける萌えを綴る場所。
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漸く完成!

そして、誤字脱字修正&一部に追記あり。

お待たせしちゃって申し訳ありませぬ!
では、続きどうぞー。

あ、グリンデルシナリオ見返して間違いに気付いたので、
地味にモド先生の口調の一部を公式仕様にしました。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

罠と成長と

 

契約満了日の一件以降、アエルロトとクロモドの間には微妙な距離が置かれたまま、2、3日経過した。
アエルロトはクロモドの性教育をどこから始めるべきかで悩み、狩に集中できず―。
アエルロトが狩に出ている間、残されたクロモドは宿で一人、彼の帰りを待ちながら、落ち着きなく立ったり座ったり歩き回ったり、とあの日のことを思い出しては悶々としていた。
(アエルロトは私だけを見ていればいいと思って、記憶を頼りに例の『魔法』を実践してみたが…手順をミスしたのか?あぁ、目を閉じている間に何か重要な術式があったとか、そういう可能性も―いや…しかし、あの時のアエルロトは、あれはあれで……な、何を考えているのだ、私はっ)
その時の表情は覚えていないものの、アエルロトの『クロモド、さん……』という切なさと熱っぽい響きが入り混じった声を思い出し、体が震える。
(あんな声で名を呼ばれたら、落ち着かないだろうが…)
クロモドはぼんやりしつつベッドに腰を下ろしながら、自分の肩を抱いて俯く。
その時、微かな音と共に待ち人が部屋に入ってきた。
アエルロトはすぐにクロモドの様子がおかしいことに気付き、彼の前に跪いて心配そうに覗き込む。
「クロモドさん、どうかしましたか?」
クロモドはアエルロトの声で我に返る。
「あ……。」
ほんのりと目元を染め、何気なくアエルロトに視線をやると、防具の損傷も増え、大切にしているマントにも綻びが見られる。
普段と比較しても、癒しきれなかったらしい小さな傷が多く、どれだけ注意力散漫になっているのかが窺えて、クロモドは溜息を吐く。
「考え事をしていただけだ。それより、他人のことより自分の身を守ることを考えたらどうだ?」
「…と、言われましても。」
意味がわからないのか、困惑した様子のアエルロトを見て、クロモドは苦々しい表情で額に手を当てる。
「狩に集中できないから、傷が増えるんだろう?…そんな心理状態でどうにかなるほど、あんたが通ってる狩場は甘くないはずだが。」
「あぁ、心配してくださっていたのですね。」
漸く理解したらしく、アエルロトが微笑むのを見て、事態の深刻さを目の当たりにしたクロモドは決意を固めた。
「――してやってもいいぞ。それであんたの命を守ることに繋がるなら、安いものだしな。」
「……あの…クロモドさん…『してやる』とは何を…?」
ほんの少しの期待をこめて問えば、返って来たのは、そんなささやかな期待を打ち砕く一言。
「…契約だ。あれの有効期間内なら、気合入れて必死に戦うだろう?結果的に、今の腑抜け状態で居るより安全だと言うことだ。」
「わかりました。ではいつものように、キスを。」
「……ん。」
クロモドはアエルロトの唇を見たが、すぐにその考えを否定し、頬に唇を寄せる。

 

こうして2度目の成長の契約は交わされ、アエルロトも余計なことは考えず、『クロモドの為に』と、前回同様狩に集中するようになった。
クロモドはそんなアエルロトの愛情を一身に受けて成長し、アイスダストを習得した。
その翌日、事件は起きる。
ルコが笛の音に操られ、止めようとした遠征隊一行に襲い掛かったのだ。
一人、また一人、とルコやカバーシャード武士の攻撃で地に沈む中、ついに控えていたクロモドが入れ替わりで場に出るが、そこは――ルコの正面だった。
「クロモドさん!!」
酷く慌てた様子でアエルロトは自分とクロモドの立ち位置を入れ替え、クロモドの代わりにルコの攻撃をまともに食らって倒れる。
「あ………アエルロト!?」
一人残され、クロモドは後方に下がって深呼吸する。
(今ここで私まで倒れるわけにはいかん。しかし、アエルロトも居ないし、無理は禁物!……落ち着け、私は大魔法師だ…これくらい切り抜けられなくてどうする!?)
最後は自己暗示に近いが、クロモドはロッドを強く握り締める。
冷静にルコの動きを分析した後、アイスダストを使ってルコの足止め及び影際への誘導を行い、クロモドはマジックシールドや各種スキルを間断なく打ち込み、ルコを破った。
クロモドは無傷だったが、アエルロトが倒れているのは初めてで、どう対処したら良いのかわからず、途方にくれる。
とりあえずソーマはアルポンスに運ばせ、自分はアエルロトを助け起こそうとしたが、アエルロトの防具が重くて動かせない。
溜息を吐きながら膝枕してやり、アエルロトの髪に触れる。
「私を庇って倒れるなど……まぁ、今回はどうにかなったが――あまり心配させるな。」
意識がないと思って本音を吐露すると、微かにアエルロトの手が動いた。
「言ったはずです。『時には剣となり盾となりてあなたを守る』と。こんな役得があるとは予想外ですが。」
クロモドは目許を赤く染めつつ、ロッドでアエルロトの頭をぽこぽこ殴りながら叫ぶ。
「…意識があるならあるで、さっさと起きろ!」
アエルロトは頭を庇いながら、すぐに起き上がった。
「あの…私も一応怪我人なのですが…。」
クロモドが手加減していることがわかるので、苦笑混じりに告げると、彼は視線を逸らす。
「魔法解除くれてやるから、さっさとその傷を治せ。あんたの治療をナギに任せたくない。」
嫉妬と独占欲が滲むその言葉が嬉しくて、アエルロトは素直に従う。

「感謝していますよ。」
笑顔で告げると、クロモドは背を向け、両手で耳を押さえる。
そんな無防備な背中を抱きしめ、吐息がかかるほどの距離で低く囁くと、クロモドの体が震えるのが伝わってくる。
「―私の、クロモドさん。」
それに対する反論はなく、耳元まで真っ赤になっているところを見ると、満更でもないらしい。
(『魔法』の成就は思ったより早いかもしれませんね…)
嬉しい誤算に頬が緩むのを感じながら、アエルロトは体を離し、クロモドとともに宿に向かった。

 

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

本当に遅くなりました!!!

どこで切ったら良いのかわからず、いつもよりちょっと
長いかもしれません。
しかしまぁ…これ、ほぼ脚色無しの実話だとか、誰が信じると
言うのか。
ロトモド派の腐女神パネェです。
次の話で『カバーシャードでB!』まで進めたら、ようやく
デリオ領主城シナリオネタ解禁ですかねー。
 その頃にはロトの40武器確保できてると良いな…

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