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タルタロスオンラインにおける萌えを綴る場所。
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桜が散っちゃったら意味ないのに、シーズン中に
全部出せるか不安になってきた…

続きどぞー。


その後、クロモドは森に入る回数を増やし、花見のベストタイミングを探っていた。
今の状況は、後もう少しで七分咲きといったところだろうか。
当然とはいえ、一輪だけだった頃とは比較にならない。
クロモドとて、初めて見た時は感嘆の吐息を漏らしたほどである。
蕾や開きかけ、今を盛りと咲き誇る花はどれも、それぞれ違った魅力があり、先に咲き終えた花が風を受けて舞い落ちる様は実に美しい。
桜の周辺だけがピンクに染まり、周囲の緑との対比が映える。
辺りを漂う桜の香りは、日々の疲れを洗い流してリフレッシュさせてくれるような気がした。
二、三日中には咲き揃いそうだが、雨が降る兆候もある。
折角咲いても、雨で散ってしまうのはあまりにも惜しい。
念の為、桜周辺に雨避けの魔方陣を張る。
『花見は明日にしよう』と思いつつ、クロモドは桜の幹を撫でた。
「私が魔法陣を張ったのだから、大丈夫だとは思うが―雨如きで散ってくれるなよ?」

 

その翌日。
クロモドが危惧したとおり、雨雲が村や森を覆う。
クロモドはアエルロトにもあの光景を見せたかった為、桜が心配で堪らなかった。
アエルロトに『先に行くぞ』と声を掛け、クロモドは桜の元に急いだ。
この頃はまだ小雨であったのだが―。
急な来客の対応に追われて出遅れたアエルロトが森に入る頃には、雨が強くなっていた。
(どこかで雨宿りしていてくださると良いのですが…心配ですね。クロモドさんの身に何か危険が迫っていたら、と思うと―)
実際そんな事があれば、一人で先行させてしまった自分自身を許せない。
この時のアエルロトは明らかに冷静さを欠いていた。
雨が降っていて足元が滑りやすかったこともあり、彼は普段より見通しの悪い森の中で足を滑らせ、頭を強く打った―。

 

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