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タルタロスオンラインにおける萌えを綴る場所。
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また日が開いてしまいましたー…

続きどうぞー。


 君の名は

クロモドの為に厨房に立ったり、その他諸々の雑用をこなすと、クロモドの性格や好みなどの小さな欠片は直ぐに回収する事が出来た。
しかし、それでもまだ、クロモドの名を思い出す事が出来ない。
それは他の記憶とも密接に結びついており、アエルロトにとって最も価値ある記憶であった為、一番大きな琥珀の欠片に閉じ込められていた。

同居生活に戻って数日経つも、これ以上はもっと強いショックや刺激がなければダメかもしれない、という焦りが出てきた。
かといって、無理強いも出来ない。
アエルロトにとっては、クロモドが傷ついたり悲しんだりするのが何より辛いというのは、記憶があろうとなかろうと変わらないのだから―。
それは紛れもなく、彼が大切な人だったことの証でもある。
それなのに、彼の名を思い出す事が出来ない。
それが辛く、心苦しい。

(思い出したい。いや、思い出さねばならない。彼を泣かせるわけにはいかない)

逆にクロモドは、いつも自分を守って、代わりに傷ついてきたアエルロトの姿を良く知っている。
だからこそ、これ以上は負担をかけたくなくて―無理に思い出そうとして、彼の顔が苦痛に歪むのを見たくは無かった。

(思い出して欲しいが、ワガママは言えない)

どちらが正解と言うことはないが、相手を思うが故に、二人は行き違う。
しかし、一歩踏み出す勇気を持てなければ、状況はいつまでも変わらない。
そのことに気付いたクロモドは、大胆な行動に出る。

 

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